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5年を振り返る

殊に音楽について、自分の5年を振り返ることにしたい。




2009年、中1の時PCが壊れてMacを買ってもらい、付属のGarageBandを触って、まもなく5年。とても早い。ただ、何かを作りたいと思っていた僕は、元から好きだった音楽をやる興奮冷めず、2010年も専ら中学での出来事を話題に曲を作っては、声変わりの拙い歌声をのせて、ブログへの投稿を続けた。

ほんの、お遊びのつもりで始めた。そして、当時も完全に趣味としての活動だった。拙さなど気にも留めず、誰がみているのか、そもそも誰かに見てもらえているのかもわからないブログに投稿し続けた。

2011年頭、ボーカロイドに出会った。ハチの曲に惹き込まれた。そうだ、多分ボカロ自体じゃなくて、その界隈に惹かれた。偏った(僕の好きな、癖のある)曲が多かったし、何より今までよりも沢山聴いてもらえるかもしれない。

ボカロをねだった。母は買ってくれた。今考えると、あの時すぐに買ってくれたことが不思議に思える。たまたまなのだろうか。お遊びかもしれないアクティビティにかける金にしては大きかったのに。あくまで、active-tiesであったことがよかったのだろうか。本当に感謝している。

2011年、本当にボカロ曲を出した。「中学生なのにすごい」とチヤホヤされたくて出した。それも「中学生です」とまで書いて。勿論、ボロクソに叩かれた。ハードルを下げようとしていると避難された。悔しかった。まったく、その通りだったから。それでも、どんどん作った。いつの間にか、「趣味」と呼ばれることに腹立たしさを感じるようになっていた。

当時、ボカロによく似合ってると僕なりに思っていた中二病な曲を沢山作った。やりたい気持ちより、名声を上げたかった。ハチのような曲を出せば、100万再生など簡単に出せると本気で信じていた。ただ、僕のことを見て欲しいという気持ちだけをもって、副産物、というか売れるかもわからない売り物をつら下げてニコ動を踏みしめた。

2012年、思春期は大荒れなものだった。曲調の中二病をいよいよリアルにまで引っ張ってきたのか「ひとりでも生きていける」と言い出して、家出をした。結論、ボロボロになって親の田舎に逃げた。それでも、大嫌いだとあんなに僕に叫ばれた父母は、田舎に着替えや金を送ってくれた。もうどうしようもなく温かくなった、情けなくなった。恥ずかしくて、後ろに退けなくなって、いつまでも抗い続けた自分の愚かさに赤面した。

ちょうどそうやって揺らいだ時期、きくおの音楽に出会った。何処か不思議で、トリッキーで、残酷な風味ながら温かみがあった。僕は一大雷鳴を聴いた。変な喩えだが、本当に、初めてと言っても過言でないような感動を受けた。

家に戻り、明るくて綺麗な曲を作った。ひたすらに作った。動画は伸びない。でも作り続けた。ずっと作り続けた日々の中で、明らかに初めとは違う感情と出会った。「手段」としての音楽ではなく、「想いを届ける」手紙を作ろうと思うようになった。描きたいシーンがあれば、我武者羅に描き殴った。4年目の夏だ。本当の制作をしていたのだと、胸を張って言おう。

2013年半ば、初めて沢山聴いてもらえた曲を放った。界隈では全然凄くないことなのかもしれない。しかし、「作ってよかった」と強く思ったことを、強烈に、鮮明に覚えて忘れない。それから今まで、あれほどの伸びを見せるアタリはまだ出せていない。しかし、もう投稿時間の良し悪しの所為になんかしない。僕の力が及んでいないだけだ。伸びないから、悔しくてDAWを立ち上げる。それの繰り返しだった。2013年後半には、M3と冬コミに出てファンと話すことも叶った。握手やサインを求めるファンもいらっしゃった。涙が出そうになった。阿呆らしいが、「作ってよかった」はいつしか「生きててよかった」に変わっていた。同時に、一生の仕事にしたいと願った。なんとなく、クラスの奴は僕を「ムシP」と呼ぶようになり、聴いた感想をわざわざ言いに来てくれる奴も現れた。単純に嬉しかった。馴染めないクラスの雰囲気を背景に持ってくることなど、今更なかった。

2014年、参加の誘いを受けることが多くなった。一大プロジェクトの音楽を制作するため、自分でも恐縮するような現場の核を鋭意制作しているところだ。さらに、本当に金の絡むような仕事も入ってきつつある。なんだか、不思議な気持ちである。

まだ未熟な自分に、僕の音楽に心動かされた誰かが声をかけてくれる。今も信じられない。でも、本当に目指すことだからこそ、苦しさも厳しさも糧になってしまう。これもまた不思議だ。

6年目をどう彩るのか、これから自分がどう制作に向き合うのか、とうの僕自身もまだわからない。でも、これだけは妥協せず磨いていきたい。そう強く思う。

最後に、この記事を読んでくださった方、今まで僕を支えてくれた方々、聴いてくれた全員に感謝の気持ちを捧げたい。弱い僕を見つめてくれてありがとう。みなさん愛しています。

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ムシPです。
不思議でお洒落な音楽が好きで、専らそういうものを制作しています。何にでも興味を持ちます。宜しくお願いします。

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